お茶大好き 2
お茶用の機械化も進んではいるが、やはり針のように細くよられた手揉みのものには及ばないそうです。
玉露の誕生については種々説があるが、日本橋の茶商の山本徳翁が、抹茶精製のとき乾燥中の葉を手でかき混ぜたところ、団子のようになってしまい、それを普通の茶のように飲んでみると美味であったので"玉の露"として売り出し、好評を得たのがはじまりといわれます。
天保年間のことです。
「煎茶」
日光を充分に受けた裸園の若葉が摘まれ、蒸気で蒸したのち、揉捻しながら乾燥される。
現在日本で飲まれている緑茶の大部分はこの製法によるものです。
玉露に比べてやや高温で処理されるのが普通です。
煎茶は寛保元(1741)年、京都宇治田原の永谷宗円によって発明されたものです。
それ以前のお茶は、抹茶以外は蒸すこともなく、揉捻は一切なされていませんでした。