給食のある中学校は・・・3
校内暴力の発生率が少ないところをみてみると、宮崎県では1・4パーセント、長野県は1.6パーセント、福井県が2・4パーセントで、そこでの給食実施率は、宮崎県で71.7パーセント、長野県は99・5パーセント、福井県が69・5パーセントと高い数値をしめしていました。
文部省では、「校内暴力の発生率と給食の実施率の関係が一致していない県もある」としながらも、1.給食が憩いの場となり、先生と生徒、あるいは生徒同士の対話、理解を促進するのに役立つ。
2.問題のある生徒を給食係などにあてて責任をもたせるなどの方法で、集団のなかで自分の役割りと行動を自覚させることができる。
など、給食の効果を強調しています。
具体的な事例としては、福岡県田川郡の町立池尻中学校では、炭鉱閉鎖のすすむなか、怠学、喫煙、校内暴力などの非行問題が急増し、その対策のひとつとして給食の場を積極的に活用したところ、生徒たちの非行が一年ほどで姿を消したということです。
もちろん、学校給食を施行することで非行が少なくなる、というのは一方的な見方だ、という方もあるでしょう。
が、給食を実施していない中学校では、中学生に必要な栄養のバランスのある弁当をもってくる子が少ないというのも事実なのです。